塩(塩化ナトリウム)は、天日乾燥を利用して海水から得られる化学物質であり、化学工業および食品関連分野で基礎原料・産品として利用されています。塩は古来から食品製造業において保存剤として利用されてきましたが、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)や塩素、ソーダ灰(炭酸ナトリウム)などを製造するクロルアルカリ工業における重要な原料でもあります。
製塩工程
1/8 海水の取り込み

2/8 海水中の塩分濃度の濃縮により(塩化ナトリウムが)飽和状態となったかん水

3/8 塩化ナトリウムの結晶化を促進(塩の「育成」)

4/8 移動式プラント(ハーベスター)による塩の収穫作業

5/8 収穫された塩を洗浄プラントへと移送

6/8 塩の洗浄

7/8 塩の貯蔵

8/8 ばら積み貨物船による製品の出荷

製塩
品質管理の観点から見ると、製塩業務において重要なのは、結晶池へと流し込むための飽和かん水を生産することです。結晶池ではかん水のさらなる蒸発・濃縮が進んで塩化ナトリウム(塩)が結晶化され、塩が生成されます。
各結晶池では年に一度収穫が行われます。収穫された塩は運搬用トレーラーに積まれ、洗浄プラントへと運ばれます。
塩の洗浄には塩水と海水のどちらかまたは両方が使用され、お客様が必要とする品質を満たすレベルまで洗浄が行われます。洗浄された塩はすべてベルトコンベアにより貯塩場へと運搬され、そこでスタッカーにより積み上げられます。貯塩場で数週間保管されている間に、塩の水切り乾燥が完了します。
できあがった塩はすべて、当社専用の船積施設でばら積み船に積み込まれ、輸出されていきます。
